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ナタリア・ステパノワとセルゲイ・メドベージェフがMFSDの仲裁人に就任

2017年 三月月 03日

ナタリア・ステパノワ(主任弁護士、モスクワ事務所)とセルゲイ・メドベージェフ( PhD、LLM、上級弁護士、モスクワ事務所)がMFSD知的財産仲裁センター(https://www.mfsd.it/) の統一早期凍結システム(URS)でのドメイン名紛争解決の審査人(仲裁人)に任命されました。 MFSD は2001年に世界的な知財紛争の仲裁を専門とする認定を受け、続いてthe Internet Corporation for Assigned Names and Numbers (アイキャン、ICANN)からURS 仲裁サービス・プロバイダーとしての承認を受けました。

URS手続きは、以前ICANNが承認した統一ドメイン名仲裁方針で規定された商標、社名、商号に対する権利の行政的執行のメカニズムを補完するために開発されました。URS手続きは主に第三者による「新時代」のドメイン名(ロシアと直接関係するものも含む)の登録に関わる知的財産権の 侵害に対抗するために適用されています。URS手続きの主な特徴は、係争ドメイン名がその登録期間中サスペンド(ブロック)されること、このようなサスペンド(ブロック)を1年延長できること、一方、UDRP手続きにより係争ドメイン名の登録を取り消したり、その管理権を申請者に譲渡したりすることができます。多くの権利者にとりURS手続きは、UDRP手続きと比べてより効果的な知財保護のADR(代替的紛争解決)手段で、特にタイミングとコストの点で優れています。

MFSDとの協力関係とGorodissky & Partnersの弁護士が審査人(仲裁人)に任命されたことを受けて、MFSD と Gorodissky & Partnersはドメイン紛争と商業アイデンティティーに関わる権利保護に関する第1回のウェビナーを開催しました。セルゲイ・メドベージェフが「ロシアにおけるドメイン名紛争」というテーマでプレゼンテーションを行い、ロシアの司法における現在のインターネット状況とインフラや、ドメイン名紛争と関わる商標と社名の権利執行といった法的・実務的側面を強調し 、この分野の裁判のベストプラクティスを紹介しました。その他に、スピーカーは自己の経験も含めたドメイン紛争にまつわるいくつかの画期的な裁判事例や判例を引用しました。Gorodissky & Partnersのクライアントを含む様々な大手企業や法律事務所から約20名が参加しました。

ワレーリー・メドベージェフ(業務執行役員)がウェビナーの成果を総括して、Gorodissky & PartnersとMSFDの協力関係について次のようにコメントしました。「ウェビナーは我々にとっても、我々のクライアントにとっても興味深く有意義なものとなり、参加者全員が活発な討議を交わしました。ドメイン名紛争解決の実践は進歩し続けており、それはとりわけ商標、その他の商業個別化手段に用いられる新しいADR執行メカニズムの創設を目的としたURS手続きの実行に現れています。当法律事務所は知財裁判サービスの提供でしてよく知られており、国内と海外両方のドメイン名紛争の最新の傾向を積極的にモニタリングしています。当事務所の弁護士がMSFDの審査人として起用されたことは、きっと我々を新たな国際的な知財分野に導き、我々の知財執行能力を全般的に高めるに違いありません。それがひいては当事務所の法律サービスの専門性向上につながるのです。従って、我々はMSFDと協力できることをとても喜んでおり、この協力関係を積極的に活用していく所存です。」

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