カンファレンス「21世紀-知的財産法の課題」
2025年 六月月 04日
6月4日、ゴロジスキー・アンド・パートナーズのサンクトペテルブルグ事務所開設25周年を記念して、カンファレンス「21世紀-知的財産法の課題」が開催されました。
コンファレンスには法律、商業、工業分野の主要企業から代表者が参加し、今日の知的財産保護の実務的問題について議論しました。
開会式ではワレーリー・メドベージェフ(マネージングパートナー、特許・商標弁理士、モスクワ事務所)が挨拶し、現代の経済モデルにおけるイノベーションと知財保護の重要性について話しました。ビクトル・スタンコフスキー(パートナー、ロシア特許弁理士、ユーラシア特許・意匠弁理士サンクトペテルブルグ事務所長)は、ロシアにおける特許法の25年間の変遷とそれが現在の実務に及ぼす影響について語りました。
弊社の弁理士と弁護士が、ロシア市場から撤退した外国企業の商標差押えという新たな慣行など、時事的な問題に関する経験を共有しました。また、商標と意匠の類似点と根本的な相違点についても解説し、フランチャイズモデルの利点や、最近導入された法改正に伴うデータ保護コンプライアンス導入の必要性についても言及しました。
カンファレンスでは、「知的活動の保護可能な成果としてのデジタル技術とITソリューション」と題した円卓討論が開かれ、参加者はIT発明の特許取得、コンピュータインターフェースの意匠登録、ソフトウェア商標の登録といった実務について議論しました。また、IT専門家、投資家、雇用主の間で権利を特定、統合、分配する際の問題点とリスク、およびロシアにおけるソフトウェア登録手続きについても議論しました。
参加者には、弊社が開発したカスタムメイドの知的財産ソフトウェアソリューション、Gorodissky Patadmin、Gorodissky IP Mobile、Gorodissky IP Security が紹介されました。これらのツールは、知的財産権の管理、更新手続きの管理、そしてインターネット上での知的財産権の保護を容易にするように設計されています。
カンファレンスには70人以上の参加がありました。