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円卓会議「21世紀の美術と法律」

2025年 六月月 05日

1237_400.jpg国立エルミタージュ美術館参謀本部ビルの講堂で、同美術館とゴロジスキー・アンド・パートナーズの共催で円卓会議「21世紀の美術と法律」が開かれました。

同美術館のマリーナ・ツィグリョワ法務部長が歓迎の挨拶をしました。

イベント参加者は、「国立エルミタージュ」の名称を例に挙げて、商標を周知であると認定する方法論について議論しました。

円卓会議に弊社から参加したビクトル・スタンコフスキー(パートナー、ロシア特許弁理士、ユーラシア特許・意匠弁理士サンクトペテルブルグ事務所長)、ワレーリア・ナザロワ(博士、顧問、サンクトペテルブルグ事務所)、ニキータ・マルツェフ(博士、商標弁理士、弁護士、モスクワ事務所)、ワレーリー・ナレジュヌィ(博士、顧問、モスクワ事務所)、ナタリア・ニコラエワ(パートナー、商標弁理士、ノボシビルスク事務所長)が、著作権保護、美術館によるビジネスマーケティング活動の法的側面、文化的・歴史的に重要な物品の商業目的での使用など、幅広い問題について議論しました。また、著作者の相続人が関与する物品の譲渡により生じるリスクについても議論しました。

1547_400.jpgインターネット上の広告表示の問題や、遺贈者から美術品を取得する際の複雑さに関する議論に加え、人工知能を用いて生成された絵画の保護可能性と、誰がその権利者になりうるかという、現在注目されている話題にも大きな関心が集まりました。

本イベントは、ロシアの主要な美術館の代表者、法律専門家、業界専門家、およびビジネス関係者が経験を共有するプラットフォームとなりました。


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